伝統文化の伝承活動
学校支援地域本部名 | 西米良村学校支援地域本部事業 | ||
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学校名 | 西米良村立村所小学校 | 対象学年 | 全学年 |
支援活動分野 | 学習支援活動(総合的な学習の時間、生活科) |
1.活動の概要
村所小学校では、全児童61名が総合的な学習の時間や生活科で豊かな体験活動に取り組んでいる。この活動は、西米良村の伝統文化を体験させることで、郷土愛を育むことをねらいとしている。
「茶摘み」「田植え、稲刈り」「餅つき」「味噌づくり」「昔語り」「神楽体操」等を主な活動として年間を通して行っている。
講師として、専門的な知識や技術をもった地域の指導者や高齢者クラブ及びJA婦人部の方々を招聘して地域の伝統文化の伝承活動に力をいれている。
2.活動上の工夫や配慮等
本村は、7月からの支援事業であるが、10月以降の体験活動についてコーディネーターと連絡を取り合いながら、本校の担当とで、活動内容の確認や準備物と活動上の留意点について事前打合せを行う。その後、コーディネーターが講師の人選を行い、児童への接し方(可能な限り児童に活動させ技術の習得に努めること)や安全面での配慮事項など、活動についての留意点の説明を行うようにしている。
3.活動の成果や感想
児童は、講師の方々の分かりやすい説明と丁寧な指導で、生き生きと楽しく活動した。活動後の感想でも、「自分で作った○○は、美味しかった。」「○○さんに教えて頂いて、作業の仕方がよく分かり楽しかった。」等、地域の方々との活動に満足していた。
また、活動毎に講師の方々へお礼の手紙を送り、感謝の気持ちや感想を伝えることで、講師の方々との交流が深まり、好ましい人間関係が築かれてきている。
地域の指導者も、児童との交流に生きがいを感じるとともに、地区の祭りや体育祭、または交流会等における児童の成果発表に、充足感をもち、さらなる協力の声をいただいている。
活動風景

