地域の大人と交流するクラブ活動
学校支援地域本部名 | 清武町域学校支援地域本部 | ||
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学校名 | 宮崎市立加納小学校 | 対象学年 | 5年生 |
支援活動分野 | 学習支援活動(総合的な学習の時間) |
1.活動の概要
加納小学校では、5年生の総合的な学習に、稲作体験活動を取り入れている。
加納小学校協力者会(地域ボランティア)の指導の下に、子どもたちが6月3日に田植えを行い、9月24日に稲刈りを行った。
12月3日に、収穫した稲のもち米を使って、保護者や先生、協力者会のメンバーと子どもたちが一体となって、餅つきを実施した。
2.活動の様子
年度当初に、学校と協力者会で会合を開き、年間の活動計画を作成している。
その活動計画に沿いながら、各先生がコーディネーターやボランティアと連絡を取り合って、実施している。
また、子どもたちの体験活動の際の指導にあたるだけでなく、田んぼの除草や田おこし、代かき、施肥、脱穀、水の汲み上げポンプの修理に至るまで、子どもたちの目に見えないところでの整備も行っている。ニーズに応じて協力者会のネットワークを生かして必要な人材を探すシステムができており、子どもたちの体験活動が円滑にできるような配慮をしてもらっている。
学校内には、誰もが分かるように、協力者会のメンバーを写真入で掲示してあり、教職員や子どもたちも安心して支援が受けられるような工夫を行っている。
3.活動の成果や感想
この体験学習では、稲作の変遷や人々の苦労が実感的に分かることを大切にしている。そのために、昔の道具を準備したり、昔の稲作を知っている方の協力依頼を行ったりする上で協力者会のネットワークが大きな力を発揮している。また、世代間交流も図られるなど、充実した学習活動支援となっている。
活動風景

