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地域力を生かしたふれあい活動

学校支援地域本部名 美郷町南郷区学校支援地域本部
学校名 美郷町立神門小学校 対象学年 幼・1~6年生
支援活動分野 学習支援活動(生活、理科、図工)

1.活動の概要

本校には、「児童の生きる力の育成」「地域の教育力の活用」「ふるさとの豊かな自然と生活史の学び」を目的とした学社融合推進委員会という組織がある。学社融合推進委員会は、区長、民生委員・児童委員代表、高齢者クラブ、子ども育成会、PTA役員、学校職員で構成される。学社融合推進委員会の推進内容の一つとして、年2回の「地域ふれあい活動」がある。活動内容は昔の遊びやものづくり、自然とのふれあい等が主であるが、地域の人材、素材を活用した、地域ならではの活動が展開できている。

過去2年間は次のような活動をした。

  • 平成21年度第1回地域ふれあい活動・・・団子作り、そば打ち体験
  • 平成21年度第2回地域ふれあい活動・・・竹細工、木工
  • 平成22年度第1回地域ふれあい活動・・・グランドゴルフ、パン作り
  • 平成22年度第2回地域ふれあい活動・・・野山の自然観察自然の物を使った遊びや物作り

2.活動上の工夫や配慮等

今年度実施の「第2回地域ふれあい活動」(野山の自然観察)においては、子ども達の活 動が安全で充実した活動となるために、学社融合推進委員会と学校、地域コーディネーターそしてボランティアが協議し、次のようなことに工夫・配慮した。

活動内容の工夫

  • 昼食はおにぎりと漬け物だけの弁当とした。
  • 野山に詳しいボランティアに、樹木や植物の説明を受けた。
  • 自然の草木を使って手作りの遊び道具を作る。

活動上の配慮点

  • 危険箇所やトイレの場所を確認。
  • 緊急事態発生時の体制を整えておく。

3.活動の成果や感想

子ども達は、毎回の「地域ふれあい活動」をいつも楽しみにしている。そして、ボランティアも子供達も全員が楽しめる企画である。活動では、みんな目が輝き、生き生きしている。この活動の中で、子ども達は地域人々の優しさに触れ、自然の大切さやふるさとを愛する心を学ぶことができた。これまでの活動を通して、地域ふれあいの成果も表れ教育活動に積極的に参加するボランティアも増えてきた。学校と地域とをつなぐ役割である地域コーディネーターの仕事が今後ますます重要になってくると思われる。

活動風景

活動風景1
活動風景2
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