放課後学習教室(わかたけ教室)
学校支援地域本部名 | 平岩小中学校区学校支援地域本部 | ||
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学校名 | 日向市立平岩小中学校 | 対象学年 | 2~4年生 |
支援活動分野 | 学習支援活動(国語・算数) |
1.活動の概要
平岩小中学校では、今年度から毎週月曜日の放課後に、北校舎1階にある和室を利用して、放課後学習教室(わかたけ教室)を開設している。この教室には、2年生から4年生の7名の児童が参加している。かけ算九九やひらがな・カタカナ等の既習内容が十分身についていないため、学級での一斉指導になかなかついていけない児童を対象に、国語・算数の基礎学力をつけるための学習支援を行う教室である。
毎週地域ボランティア4名と教職員2名の計6名で児童の個別指導を行っている
2.活動上の工夫や配慮等
放課後学習教室を開設する前に、2年生から4年生の学級担任と相談し、各学年で個別指導が必要な児童を選んでもらった。その児童及び保護者に担任から放課後学習教室の趣旨を説明してもらい理解してもらった上で、学習を希望する保護者に申込書を配付した。
協力してもらう地域ボランティアについては、地域コーディネーターとの打合せで、毎週来ていただける方、児童の学習支援ができる方を選んでもらった。
児童が放課後学習教室で取り組む問題は、学校で準備し、地域ボランティアの方が指導に困らないように、問題の解答を準備しておく。また、参加する児童が意欲的に取り組めるように、毎回自己評価カードを付けさせている。
3.活動の成果や感想
毎週1回の学習教室であるが、継続することで、児童の国語・算数の基礎学力が定着してきた。また、個の実態に応じて懇切丁寧に指導してもらえるため、児童にできる喜びややり遂げる達成感を味わわせることができ、楽しく意欲的に学習に取り組む姿が見られるようになった。地域ボランティアの方の「字がていねいに書けてすごいなあ。」「がんばったから120点あげよう。」等の声かけが児童の大きな励みになっている。
地域ボランティアの方からは、「児童とのふれあいがやりがいになっている。」「毎週楽しみにしている。」等の感想が寄せられている。
活動風景

