子どもの生活リズム向上推進事業

 


平成21年度第1回生活リズム支援推進協議会 記録

 

1 期 日

平成21年6月9日(火)15名出席

2 場 所

県庁6号館631号室

3 議 長

 
会長 佐藤委員 副会長 坂本委員

4 説明・質疑

 

1. 「子どもの生活リズム向上支援推進事業」1年次の成果と課題について
  2. 「子どもの生活リズム向上支援推進事業」2年次の取組について
 ※ 平成20年度子どもの生活リズム向上支援推進事業実績書をもとに事務局が説明
  2年次は、7モニター団体の取組を全県下に広めていきたい
  〜子どもの生活リズム向上は、保護者のあたたかな言葉かけから〜を副題として取り組んでいきたい。
     

 協 議

「家庭や地域における子どもの生活リズム向上の支援のあり方」

 

1. 「子どもの生活リズム向上支援推進事業」1年次の成果と課題について
    各モニターから1年次の成果と課題
    今後の方策
    加納地区でお祭りをしており、栄養士からレシピの紹介をしていただいた。課題は、大規模校であり、周知が難しいことである。
    スペシャルあいさつ等4つの取組を中心に取り組んだ。アンケート結果から有明タイムの取組を充実していきたい。
    地域の方々の協力を得ながら様々な体験活動ができている。
    家族に一緒に取り組むということで小・中の連携、地域との連携は、各公民館ごとに充実している。8〜9割の出席がなされている。ノーテレビデイについて今年は取り組んでいきたい。
    生活リズムづくり3運動の実践を行っている。ラジオ体操時にプラスアルファーの取組を推進するようにしている。
    親子で料理教室等、様々な取組を実施している。
    各モニター団体では、非常に参考になる取組を実施していただいている。
     
  2. 学校における生活リズム向上のための支援のあり方
    加納小では、コースを設けて無理なくノーテレビデイの取組について実践されている。その取組を取り入れていきたいが、どのように取り組んでいるのか。
    親がコースを選ぶのではなく、親子での話し合いによって決めている。これは、テレビを消すきっかけになればとう思いで取り組んでいる。
    親の取組にキーポイントがあるのではないか。親がリズミカルに生活する必要があるのではないか。そのことによって子どもの生活リズムが身につくのではないか。身体の社会学の立場では、親子の絆をつくるには、ふれあうことが大切であるといえる。そのような事例はあるか。
    質問として、この1年、親の取組は増えているのだろうか。また、学校で子どもの体調が悪い子どもの理由は、夜更かしをした結果ということがある。週に1度は川の字で寝ましょうという取組を行っている。
    育児支援で大切なことは、親子のコミュニケーションをとる手段のアイディアであると思うが、何かないか。
    10の付く日は、10時までに寝ましょうという、生徒会での取組を取り入れた事例がある。
    モニター団体は実際、地域のつながりが強いところが選定されているように思うが、実際そうでない都市部の現状はどうなのか。モニター団体の選び方も課題になるのではないか。また、残念ながら各家庭の自主性ではなく、申し合わせしないといけない現状があると思う。
テレビ局が、「夜の9時になったら小学生のみなさんはもう寝ましょうね。」という呼びかけをしてくれないか。そのような取組を考えてもいいのではないか。
    「のびよ!みやざきっ子」の番組があるが、その取組関係での利用を関係部署に連絡していきたい。
    学校生活の中では、生活リズムは厳格に守られていると思う。家庭での生活リズムについては、いかに持たせるかということで生活ノートのチェックや読み声等の取組をしている。
    宮崎県の保育連盟は、黒川先生に県内で7回講演していただいた。その講演を聞いた保護者は、次の日から10時前に寝せているという報告をいくつも聞いている。やはり説得力のある話が必要ではないか。
    現代では世代間格差が発生している。その背景の中に子どもたちの現状があることを見つめないといけない。
    今年度の副題のように温かい言葉かけが大切ではないか。朝のプラスアルファーの言葉かけが大切ではないかと思っている。
    今、新型インフルエンザの影響もあり、毎朝子どもたちの体温を測っている。これも小・中連携になるのではないか。
    モニター校の選び方については、1年次は幼稚園・保育園、2年次は小学校、3年次は中学校で実践されるといいかなと思う。
    県内のPTAの会を通じて、広報活動を行っている。今の傾向として、約400校の会長さん方も短期での交代が多くなっている。その意味でも自主的な団体でもあり、普及啓発が難しいといった面もある。常にあらゆる機会を利用して発信していくことが大切だと思っている。
    生活リズムの話は大切な話で、どのように地域での話題に結びつけていくのかがこの会議の課題なのかもしれない。
    幼稚園を中心として、子どもの生活リズムに取り組んでいただいている。幼・保・小・中連携として、それぞれがまず取り組んでいただくことが大切である。そして、連携を意識して取り組んでいただけるとありがたい。
    アンケート結果を全学校に紹介してもらうといいのではないか。
    子どもは意外と地域との連携はできている。保護者の方ができていない状況があるのではないか。
    地域のイベントをその後に生かす方法を考えないといけないのではないか。
    地域では、子どもとの接触がない場合もある。そこで、公民館と連携した取組をすることで、地域の方が子どもの顔を覚えていただけた。やはり、地域と密着した取組がいいのではないか。
    綾町では、通学合宿がある。約1週間の取組だが、多くの効果があると思う。小さい地域であればそのような取組ができるのではないか。
    綾の取組は先進的な事例である。県内でもこのような取組が増えてきている。委員の方々からも多くの情報をいただきたい。
    鞍岡中の生活リズムの取組が、今度「のびよ!みやざきっ子」で6月27日に放映予定である。SUN−NETみやざきで情報発信している。是非、御覧いただきたい。
    すばらしい意見を多くいただいた。モニター校では、この意見を参考にして、積極的に生かしていきたい。また、委員からも今後とも多くの情報をいただきたい。


 
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