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わたしの本について
県では、"子どもから大人まで生涯読書に親しむみやざき県民"をゴールイメージに、日本一の読書県を目指して様々な取組を行っています。
県民の皆様にもっと本に親しむ機会を増やしてほしいと願い、知事をはじめ、県庁幹部等からお気に入りの本やおすすめ本をわたしの本として紹介します。
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MRT宮崎放送のみらい・みやざき・まなび隊(毎週土曜日 午後6時50分から午後7時)の番組内でも放送しています。
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詳細【中学生】
〈敬称略〉※学年は取材当時
すすめた人 番組放送年月日 |
書影画像 |
書名 著者名等 出版社 |
甲斐 彩佳 川南町立唐瀬原中学校 1年 H30.12.1(土) |
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かがみの孤城
辻村 深月/著 ポプラ社 |
紹介者メッセージ |
心に傷を負った中学生7人が集められた場所は、なんと鏡の中のお城です。そこへ、オオカミの仮面を被った少女、オオカミ様が現れ、「願いの鍵を見つけた者は、願いを一つかなえる」と言うのです。
わたしが、この本をおすすめる理由は、自分も主人公と同じ境遇にあったことがあるからです。悪い人ばかりが得をするのは、なんでだろうという主人公の考えにとても共感できました。生きづらさを感じている人に、ぜひ読んでもらいたくてこの本を選びました。どんなことでも、あきらめてはいけないということを学びました。
ふだんは物語しか読まないけどこれからは、歴史の本やスポーツの本などいろんな本を読んでみたいです。
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河野 雄大 川南町立唐瀬原中学校 1年 H30.11.24(土) |
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救命救急フライトドクター ※品切 重版未定
岩貞 るみこ/著 講談社 |
紹介者メッセージ |
この本は、千葉県の北総病院というところでドクターヘリが動き出し、チームができてフライトドクターに求められるものや教育の難しいところ、一番になるためのことが書かれてあります。
この本を読んで、僕が気に入った言葉は、「勝ちつづける」という言葉です。
なぜかというと、この本に出てくる原義明さんは、「勝つことは大切だけれど、“勝ちつづける”ということが、本当は、一番難しい。でも、だからこそ、俺は、常に一番でありつづける救命救急センターにしたい」と語っていたのに共感したからです。
一番であり続けることは、難しいことです。だから常に新しいことに挑戦して頑張りたいと僕は思いました。
ほかにも面白いところのある本ですので、ぜひ読んでみてください。
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近藤 柚芭 川南町立唐瀬原中学校 1年 H30.11.17(土) |
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黒魔女さんが通る!14 5年生はつらいよの巻
石崎 洋司/作 藤田 香/絵 KADOKAWA 講談社 青い鳥文庫 |
紹介者メッセージ |
この本は、3話にわかれていてそのなかでも、わたしが気にいったのは、魔界の人たちが、悪だくみをしてセレブ塾を作ったという話です。
最もわたしが気に入ったところは、主人公のチョコが、魔界の人たちの悪だくみを破ったことです。ほかにも、麻倉君や東海寺君、メグちゃんなどの魅力的な登場人物もいます。
絵のいらないほど楽しくなる本なので、興味がわいたらぜひ手にとって読んでみてください。
読書とは、いろいろな言葉の使い方や文字を知ることもできます。
物語だけでなく、わたしたちの将来に関わる本をちゃんと読んでいきたいです。
※この本はシリーズになっています。
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大野 亜紀穂 延岡市立北方学園中学校 3年 H30.10.27(土) |
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学校ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役郷学した話 【文庫特別版】
坪田 信貴/著 KADOKAWA レーベル 角川文庫 |
紹介者メッセージ |
この本は、主人公さやかが、慶應義塾大学に合格するという目標を立て周りからどんなに否定されても頑張って勉強を続けているという本です。
わたしは、この本を読んでやる前から無理だと思わずに挑戦してみることが、大切だとわかりました。
今、受験勉強で頑張っているわたしもこの本を読んで勇気をもらいました。
受験生だけでなく、勉強が苦手な人やほかに何か挑戦してみたいと思う人にもおすすめです。
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鍬﨑 ひかる 延岡市立北方学園中学校 3年 H30.10.20(木) |
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君の膵臓をたべたい
住野 よる/著 双葉社 |
紹介者メッセージ |
この本は、主人公の僕と膵臓の病気を患い余命僅かの桜良の2人のお話です。
わたしは、はじめ、この本のタイトルに衝撃を受け読み始めましたが、特に桜良の入院している病院で僕と二人でやった「真実か挑戦」というゲームで桜良が言った、「自分一人じゃ自分がいるってわからない」という言葉に胸を打たれ、この本の世界にどんどん引き込まれていきました。
わたしは、この本を読んでもっとたくさんの人と関わりたいと思うようになりました。
また、ラストもとても衝撃的です。みなさんも、ぜひ読んでみてください。
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高野 萌夏 県立都城きりしま支援学校中学部 3年 H30.8.18(土) |
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若草物語
オルコット/作 植松 佐知子/訳 駒形/絵 集英社みらい文庫 |
紹介者メッセージ |
この物語の主人公は、メグとジョー、ベス、エイミーという四姉妹です。
四人は、貧しいけど仲良く助け合い、自分のことよりも周りの人たちの幸せを願って行動します。
特に印象に残っている場面があります。それは、近くにいる自分たちと同じように貧しい家族に朝食を持って行って食べさせる場面です。朝食を持って行くと、自分たちの食べる分が無くなるのに持って行くなんてすごいと思いました。この本を読んでみて、とてもやさしい気持ちになります。みなさんも、ぜひ読んでみてください。
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清 妃花 日南市立鵜戸小中学校 9年 H30.8.4(土) |
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しりとりのだいすきなおうさま
中村 翔子/作 はた こうしろう/絵 すずき出版 |
紹介者メッセージ |
しりとりの大好きな王様は、なんでもしりとりに並んでいないと不機嫌になってしまい家来たちを困らせてしまいます。
ある日の朝、家来たちは考えてトマトを出し、次にトースト、またトマト、トーストと 繰り返し出し続けます。
嫌になった王様は、泣きながら逃げていくというお話です。
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丸森 ひより 宮崎市立木花中学校 2年 H30.4.21(土) |
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よるのばけもの
住野 よる/著 双葉社 |
紹介者メッセージ |
この本は、主人公が、夜にばけものになってしまうというお話です。
ある日、主人公がばけものになってしまった状態で学校に忘れ物を取りに行きました。
そのときに、同じクラスの少女に出会ってしまい夜にばけものになってしまうことが知られてしまいます。
その少女は、いつもクラスで無視されていて、このことがあるまで、主人公とその少女はかかわりがありませんでした。しかし、このことをきっかけに主人公の心が、その少女によってどんどん変わっていきます。
この続きが気になる方は、ぜひ読んでみてください。
わたしにとって本は、いろんなことが知ることができるものです。
たくさん、いろんな分野の本に挑戦してみて自分に足りない知識を増やしていきたいと思います。
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川越 結莉乃 国富町立本庄中学校 2年 H30.2.17(土) |
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僕は上手にしゃべれない
椎野 直弥/著 ポプラ社 |
紹介者メッセージ |
わたしももこの主人公のように、間違えたらどうしようとずっと考えてしゃべることをずっと避け続けていました。でも、この本を読んで、話すことへの勇気をもらいました。
部活動や友人関係がうまくいかず失敗続きの主人公が、初めて声を荒げて自分の心をちゃんと声に出して話すところが印象的でした。この本のおかげで、今はしゃべることが楽しいと思えるようになりました。これからも話すことを恐れずコミュニケーションをとっていきたいと思います。わたしのように話すことが苦手な人は勇気がもらえる本です。
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