わたしの本

わたしの本について

県では、"子どもから大人まで生涯読書に親しむみやざき県民"をゴールイメージに、日本一の読書県を目指して様々な取組を行っています。

県民の皆様にもっと本に親しむ機会を増やしてほしいと願い、知事をはじめ、県庁幹部等からお気に入りの本やおすすめ本をわたしの本として紹介します。

MRT宮崎放送のみらい・みやざき・まなび隊(毎週土曜日 午後6時50分から午後7時)の番組内でも放送しています。

詳細【高校生】

〈敬称略〉※学年は取材当時
すすめた人
番組放送年月日
書影画像
書名
著者名等
出版社
   長谷川 愛
県立高鍋農業高等学校
   1年
   H31.1.26(土)
絵本いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 表紙 絵本いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日
坂本 義喜/原案
内田 美智子/作
魚戸おさむとゆかいななかまたち/絵
講談社
紹介者メッセージ
 牛のみいちゃんが、お肉になるまでが中心として書かれています。12月の文化祭で、わたしは、この本を朗読しました。牛を解体する仕事をしている坂本さんは、もうこの仕事は、やめようと考えています。でも、息子のしのぶ君は、「おとうさんがしてやったほうがよかよ。心のなか人がしたら、牛が苦しむけん。」そして、お肉になったみいちゃん。おじいちゃんに、「食べてやんなっせ。」と言われてみいちゃんと一緒に育った女の子が、「おいしかぁ、おいしかぁ」と泣きながら食べるシーンは、かわいそうとか、ひどいとかそんな言葉では、片付けられない、全く違う気持ちになります。わたしたちの学校でも、牛を育てています。育てる人がいて、その命を解く人がいます。わたしたち農業高校生の原点が、この本には、詰まっている、いのちの大切さと仕事の大変さがわかる本だと思います。

   安藤 大輝
県立宮崎南高等学校
   2年
   H30.1.12(土)
コンビニ人間 表紙 コンビニ人間
村田 沙耶香/著
文春文庫
紹介者メッセージ
 この本は、周囲に気持ちを合わせることのできない主人公が、コンビニの勤務を重ねるにつれて、自分の生活を見出していく、自分探しのお話です。「なぜ、コンビニ人間なのか?」
コンビニっていうのは、建物であって人とほぼ縁のないものだから疑問に感じて、手にとってみました。本を読まない人とかにも読んでもらいたいし、自分が一番と思っている人にも読んでもらいたい。人には個性があるので、自分が一番ってなっちゃうと、自分しか肯定しなくなるからいろいろな面から人っていうのを見てもらいたいと思える本です。

   元明 悠之介
県立高城高等学校
   3年
   H30.12.15(土)
君は月夜に光輝く 表紙 君は月夜に光輝く
佐野 徹夜/著
株式会社KADOKAWA
発行レーベル メディアワークス文庫
紹介者メッセージ
 あらすじは、発光病という病にかかっている少女まみずが、人生は、どうでもいい、何もいらなかったと言っていたのですが、お見舞いに行った卓也と関わり、過ごしていくうちにわたしも生きたい、生きてみたいと変わっていき、そして卓也が、まみずの最後にやりたいことをかわりにやっていくというストーリーです。

読んでみて、人生がどうでもよかった少女・まみずが、卓也と関わって、わたしも生きたいという気持ちに変わっていったところが、とても印象に残りました。自分も、普通のこともしっかりと大切に過ごしていきたいと感じました。

わたしにとって読書とは、心が穏やかになり、想像力豊かになる大切な時間だと思います。今後も、自分にいろいろな考え方を教えてくれる本を読んでみたいと思います。

   川原 祥哉
県立高城高等学校
   3年
   H30.12.8(土)
恋したひとは車いす 表紙 恋したひとは車いす
酒井 朋子/著
徳間書店
紹介者メッセージ
 わたしは、バリアフリーに興味を持っており、本の題名にもある、車いすという文字にひかれました。障がいがある人が、過ごしやすい環境を作るのが、バリアフリーだと思います。この本を読み、日本がアメリカに比べて、全然バリアフリーが進んでないことに驚きました。ショッピングセンターなどの、障がいがある方が使うスペースを、もっと車いすの方が使いやすいスペースにすることが大事だと思います。車いすの方が、乗り降りするときドアを全開にしないといけないのでかなり不便だと思います。どんな人でも過ごしやすい社会を作っていき、差別のない社会を作っていく必要があると思いました。

たくさんの知識が増え、自分の考えをあらためることができるのが、読書だと思います。
いろいろなジャンルの本を読み楽しみながら多くの本を読んでいきたいと思います。

   小泉 鈴花
県立都農高等学校
   2年
   H30.11.3(土)
いちご同盟 表紙 いちご同盟
三田 誠広/著
集英社文庫
紹介者メッセージ
 「いちご」とは、果物ではなくて、中学校3年生の良一と徹也が、15歳で病気で死んだ直美という同い年の女の子のことを100歳まで生きて、ずっとおぼえておこうという誓いの同盟です。

わたしが印象に残ったのは、良一が、「自殺も人生の選択肢の一つ」と話したときに直美が、「自分の人生には病気しかなくて自殺をする権利もない」と言った場面です。
わたしにも、人には分からなかったり、他の人からみたら大したことはないと言われるかもしれない悩みがあります。
でも、直美には、たくさんあった可能性が病気でなくなってしまいます。

わたしは、この本を読んで悩んだり、チャレンジしたりすることは、恵まれているなと思いそれからは、いろんなことに取り組むようになりました。
読むたびに、新しいことに気づかせてもらえる本です。

   浴本 未来
県立都城西高等学校
   2年
   H30.9.22(土)
論理的思考力を鍛える33の思考実験 表紙 論理的思考力を鍛える33の思考実験
北村 良子/著
彩図社
紹介者メッセージ
 思考実験とは、実験という言葉から思い浮かぶ理科の実験のように道具を必要とする実験ではありません。思考実験とは、ある特定の条件のもとで考えを深め頭の中で推論を重ねていくことで結論を導き出していくという思考による実験です。

この本では、タイムマシンによる矛盾の実験や倫理感に揺さぶられる実験など全部で33の思考実験があり、物事をさまざまな角度から見つめることで論理的思考力を鍛えることができます。 論理的思考力は、勉強や日常生活などさまざまなところで必要とされています。

気になった方は、ぜひ読んでみてください。
読書は、いろんな世界観とか価値観とかを見せてくれるものなので、いろんなジャンルの本にチャレンジしてみたいと思います。

   下永 雅也
県立飯野高等学校
   1年
   H30.7.21(土)
君たちはどう生きるか 表紙 君たちはどう生きるか
吉野 源三郎/著
マガジンハウス
紹介者メッセージ
  この本がおすすめなのは、学校でのいじめであったり、友達との人間関係であったり、とりあげられるテーマが誰にでも起こりうるようなもので、とても感情移入しやすいからです。
 本の中で、コペル君という主人公が、「考えていく」ということを自分もしなければならないなと思い、人間関係で悩んでいることがあるときは、逃げずに正面から立ち向かっていきたいというふうに思いました。
 読書は、自分にはない考えにふれることができます。例えば、本を読むと、それまで分からないと思っていたことの答えを教えてもらえることがあります。そういうのが、読書の一番の好きなところです。

   牧野 翔立
飯野高等学校
   3年
   H30.7.14(土)
かがみの孤城 表紙 かがみの孤城
辻村 深月/著
ポプラ社
紹介者メッセージ
 この本は、学校で居場所をなくしたこころが、鏡の中の城で、6人の同じ境遇の人と出会い、願いをかなえるため一つの鍵を探し出す物語です。
ファンタジーでありながらミステリー要素を含む内容にわたしは、惹かれました。

家族だったり、友人だったり、または兄弟だったりとかそういう人とのつながりっていうのを大切にしていきたいなというふうに思いました。

本の魅力は、ちっさな、たったこれぐらいの小さな本の中にいろんな世界があり、いろんなところに感覚的な話なんですけど、旅行をしたりできるところです。

大人になるまで常に本を読んで、いろんな自分の心を育てながら本といっしょに成長していきたいなと考えています。

   尾山 思音
県立高千穂高等学校
   1年
   H30.7.7(土)
君も一番になれる 表紙 君も一番になれる
江島 良介/著
剣道日本
紹介者メッセージ
 わたしが、この本に出会ったのは、中学2年生のときでした。
わたしは、剣道部に所属しており、ちょうど剣道の小説が、自分の中で流行っていたのですが、稽古が終わり家に帰ると、この本を母が買ってきて机の上に置いてくれていたのが、始まりです。

読んでいくうちにどんなに小さな学校でも、どんなに人数が少なくても勝つために、みんなが一つになり目標に向かっていけば、日本一になれるということを学びました。

まず、剣道で日本一になる、なりたいという思いだけじゃなく「靴並べで日本一になる」などの小さなことから一番をめざしていくのが、本当の勝者なのだということを知ることができました。

   金川 芹菜
県立福島高等学校
   3年
   H30.4.28(土)
星の王子さま 表紙 星の王子さま
サン=テグジュペリ/著河野万里子/訳
新潮社
紹介者メッセージ
 この本を選んだ理由は、「星の王子さま」というと小さい子供が読みそうな本の題名ではありますがみんなその題名は聞いたことのあるものだと思ったからです。

フランスの作家さんが書いた作品で、日本でも翻訳され、大人にとっても読みごたえのある本です。

星の王子さまがいくつもの星を旅して、その中でさまざまなことを学んでいくのですが、読んでいる側としても人との関わり方や初心を思いださせてくれます。

また本の文章の中に「大切なものは目に見えない」という表現がたくさん出てくるのですが、
自分にとって今大切にしていかないといけないものは何か、考えさせられました。やさしい誰でも読みやすい本なので、自分の人生の中で大きな決断や分かれ道があるときにぜひ読んでほしいです。

   川越 結莉乃
国富町立本庄中学校
   2年
   H30.2.17(土)
僕は上手にしゃべれない 表紙 僕は上手にしゃべれない
椎野 直弥/著
ポプラ社
紹介者メッセージ
 わたしもこの主人公のように、間違えたらどうしようとずっと考えてしゃべることをずっと避け続けていました。でも、この本を読んで、話すことへの勇気をもらいました。

部活動や友人関係がうまくいかず失敗続きの主人公が、初めて声を荒げて自分の心をちゃんと声に出して話すところが印象的でした。この本のおかげで、今はしゃべることが楽しいと思えるようになりました。これからも話すことを恐れずコミュニケーションをとっていきたいと思います。わたしのように話すことが苦手な人は勇気がもらえる本です。

   田村 隆也
県立本庄高等学校
   3年
   H30.1.6(土)
三日間の幸福 表紙 三日間の幸福
三秋 縋/著
株式会社KADOKAWA
アスキー・メディアワークス
メディアワークス文庫
紹介者メッセージ
 20歳になりたての主人公の男性が早くも人生にあきらめを抱き残りの人生をお金で買ってもらうというユニークな発想の本です。
人生を売って残り数か月を過ごすのです。

最初は何もせずグダグダと過ごしていたのが残り一か月をきったあたりから、何かをしなければとかきたてられるシーンに、自分の何か行動を起こしたいなと思いました。

自分の人生にあきらめを抱いている人にこの本を読んで希望をもってもらいたいです。

   河瀬 彩乃
宮崎西高等学校
   2年
   H29.12.16(土)
楽隊のうさぎ 表紙 楽隊のうさぎ
中沢 けい/著
新潮社文庫
紹介者メッセージ
 この本は中学生の克久が、吹奏楽部に入部したことをきっかけに周りの人と関わり合いながら音楽に夢中になっていく成長を描いた物語です。

主人公が実際に公園で見たうさぎが、困ったときや迷ったとき、心の中にひょこっと現れ背中を押してくれるのですが、ちょっとおちゃらけた感じで描かれているのが面白いところです。

私も吹奏楽部に入っており、共感する部分が多く好きになりました。

何か一つに夢中になれるのは中学生とか高校生のときではと思うので、今何か頑張っていることがある人にぜひ読んでもらいたい本です。

   中村 晃月
県立都農高等学校
   1年
   H29.11.11(土)
スピリットベアにふれた島 表紙 スピリットベアにふれた島
ベン・マイケルセン/著
原田 勝/訳
鈴木出版
紹介者メッセージ
 この本は、15歳のコール・マシューズが傷害事件を起こし、その犯罪とどう向き合うべきか、自分を見つめ変わろうとする姿を追うとともに、周囲の人々の感情を描いた赦しと和解の物語です。

「いま私たちがハミングでしたのは友情の歌だ。歌詞はそれぞれが自分で言葉をつける。友情とはそういうものだ。」という文章が気に入りました。友情は日々変化し続けるものだと感じたからです。

この本を読んで、信頼するということはとても大切なんだということを学びました。
本の大好きな中学生や高校生に読んでもらいたいです。

   森口 魁斗
県立高鍋高等学校
   3年
   H29.9.30(土)
「どうせ無理」と思っている君へ 表紙 「どうせ無理」と思っている君へ
植松 努/著
PHP研究所
紹介者メッセージ
 この本には、校長先生の高鍋高校から「どうせ無理」という言葉を追放しようという言葉をきっかけに出会いました。

この本の著者は従業員20人の町工場でロケット作りに成功した植松努さんです。
この本の中で特に印象に残ったのが「夢とお金を切り離す」という言葉です。

僕には将来の夢がありましたが、将来、生活やお金のことを考えて現実的な仕事に就こうと考えていました。
ですが、この本を読んですごく背中を押され、将来の夢をあきらめないことにしました。

進路に迷っている方や自分になかなか自信を持てない方に読んでほしいと思います。

   森 夢衣
県立宮崎南高等学校
   2年
   H29.9.23(土)
ブレイブ・ストーリー 表紙 ブレイブ・ストーリー
宮部 みゆき/著
株式会社KADOKAWA
紹介者メッセージ
 私は作家で宮部みゆきさんが好きなのですが、一番好きなのがこの「ブレイブ・ストーリー」です。
まず文章が素晴らしく、凝縮されており、みゆきさんの最高傑作みたいなお話だと思います。

タイトルに「ブレイブ」とついているとおり、この本を読んで勇気をもらうことが多くありました。
冒険小説なので読んだあとスッキリして何かが自分の中で生まれる、元気づけられるお話だと思います。

長いので、ふだん本を読まない人には読みにくい作品だと思うのですが、読書好きな人はぜひ読んでいただきたい本です。

   袴田 優杏
  県立飯野高等学校
   3年
 図書委員長
   H29.8.26(土)
君はレフティ 表紙 君はレフティ
額賀 澪(ぬかが みお)/著
小学館
紹介者メッセージ
 夏休み、古谷野という少年が記憶を失ってしまいます。学校に復帰するのですが、文化祭の準備の際に謎のメッセージが所々に書かれます。古谷野はそのメッセージを自分に書かれたように感じ、犯人を友達といっしょに探そうとします。

そしてその動機を調べていくうちに、古谷野が失くしてしまった大切な真実を知ることになります。描写が繊細で、犯人はこの人じゃ無いかと推理を立てながら読むことができるのがおもしろいです。

学生に読んで欲しい本です。

本は読むことで知識が増えたり、自分の好きなときにゆっくり読むこともできて、自分の中で登場人物をイメージすることができるのも魅力です。

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